お寺が抱えている問題

寺院減少

一般社団法人「良いお寺研究会」の調べによると、仏教界全体(寺院数約7万7000カ寺)の以前の総収入は約5700億円だったが、
2020年は約2700億円と約3000憶円減っているとわかりました。これはお寺にとって大きな危機になっていると思われます。
現在お寺の数は大きく減少しているわけではないが、日本自体は少子高齢化人口減少が進んでおり、お寺もそれに伴って減少すると予想されています。

継ぎ手減少

寺院減少の原因は少子高齢化人口減少だと分かったが、この問題はお寺の引き継ぎ手減少にも大きく関わっています。
お寺の後継者は通常親から子へと直系親族に引き継がれるが、地方の寺では子供が上京していくなどお寺を離れていくことが多々起こっています。
直系親族で継手が無いと養子を迎えるか、遠い縁故の嫡男や同じ宗派の住職を迎えたりするが地方のお寺では継ぎ手が現れず、
無人になってしまう場合があり寺そのものの減少にも直結するので何らかの対策をする必要があります。