体験を共有して
偏見を減らそう!

偏見とは?

特定の人や集団に対して、十分に知らないまま、固定された思い込みを持つこと。多くの場合は、無意識な思い込みである。

なぜ体験を共有するの?

他の人の「偏見を受けて傷ついた体験」や
「持っている偏見に気づいた体験」を読むことで、
自分も似ている体験をしたなぁ〜と共感したり、
自分もこの偏見持ってたかも…と気づけると思います。
いろいろな体験談を読み、持っている偏見を減らしましょう。
あなたの体験もぜひ、聞かせてください。
偏見により決めつけられて苦しむ人が減ることを目指しています。

体験を共有する人たち

SNSが偏見を生んでいる!?

誰でも、時間や場所を問わず、投稿ができるSNSでは、何が真実か分からない中、偏見が生まれてしまいます。
おすすめ機能は、興味のある情報を常に表示してくれ、一見便利です。しかし、同じような視点の投稿が、
繰り返し表示されるため、自分の考えが、他の人にとっても「あたりまえ」だと思い込み、偏見が生まれてしまいます。

みんなが受けた偏見のエピソード

「帰国子女=英語話せて当たり前」という偏見

日本の公立小学校に転入したとき「帰国子女だから英語話せて当たり前だよね」と言われて傷ついた。海外に住むことはとても貴重な経験だから、羨ましいとかだったらいいけれど、海外に住んだら頑張らなくても自動的に英語が身につくというふうに聞こえて嫌だった。海外といっても、非英語圏な国もたくさんあるし、言葉が通じない辛い思いをし、努力を重ねて英語を習得したので、「当たり前」と言われ悲しかった。

アメリカで受けた「日本人」への偏見

アメリカで「日本人だから寿司が好きでポケモンに詳しい」という偏見をたくさん受けてきた。相手は日本に興味を持ってくれているから寿司が食べれなくても、ポケモンをあまり知らなくても「わからない」と正直に言うのは難しく、場の雰囲気に合わせて適当に相槌を打っていた。悪気は無くても国籍や人種から趣味や知識などを押し付けることはよくないと思った。

「中国人=怖い」という偏見

中国に引っ越すと伝えたとき、友達から「中国人は怖い」と心配された。私も、初めは中国人が皆怒っているように聞こえ、怖く感じた。しかし、言葉が理解できるようになると、日本語にはない中国語の四声(イントネーション)により怒っているように聞こえていただけだと気がついた。実際は親切な人が多くいるため、偏見があることにとても悲しく思った。

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みんなが持っていた偏見のエピソード

「知的障害者」への偏見

知的障害の特別支援学級の教員になる前は、知的障がいがある生徒に対して知識がないが故に特別視していた部分があった。実際に担任として接していくなかで、それぞれが苦手なこと等があるだけで、他の生徒と同じ生徒であると感じた際に、私がもっていた障がい者の方々への偏見に気が付いた。

「学歴」に対しての偏見

有名大学に通っている人がすごいと思っていた。しかし、実際に人生において大切にしているものを伺ったり、目標や夢を持っている人と話すと、必ずしもそうではないことを知った。

「大阪出身の人」への偏見

大阪出身の人はおもしろくてノリがいいという固定概念を持っていた。しかし、実際に大阪出身の人に話すと、そういう偏見は多いが、全員がそうではないので一括りに決めつけられるのはいい気分がしないと言っていた。それ以降、人それぞれ違うことと、理解する前から噂などを鵜呑みにしないように意識している。

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