和歌山市民図書館

TSUTAYAが運営の
おしゃれな図書館
和歌山市民図書館は南海本線和歌山市駅から直結であり、アクセス面でとても便利な図書館です。TSUTAYAが運営しており、この図書館ならではの素敵な特徴が沢山あります。和歌山市民図書館は1981年に開館し、2020年に現在の新館に移動しました。4階建てで、屋上も利用可能です。
リラックスしながら本を楽しめる
一階にはカフェや書店が併設されており、ドリンクを飲みながら読書を楽しむこともできます。リラックスのできる居場所として温かい色の照明が使用されています。託児所も設置されており、大人でも本が楽しめる環境が用意されています。



児童書の展示への工夫
4階は児童書のスペースです。絵本や子供向けの文庫本などの様々な種類の本が蔵書されています。この図書館の読み聞かせイベントでは上の写真の場所で行われています。階段の側面には、蔵書スペースを増やすために本が設置されていて、読み聞かせの時にはここに座ってお話を聞くことができます。本棚は小さな子供でも背表紙を見ることができるように背が低くなっていたり、本が奥まで押し込まれないような工夫がされています。その他にも本棚に溝が作られていて、そこにラックを差し込めるようになっています。この仕組みはTSUTAYAが特許をとっています。
小さな子供でも楽しめる様々なスペース
階段上の本棚の天井が吹き抜けのガラス張りになっていて日差しを取り入れられるようになっています。その本棚の後ろには洞窟のような空間が設置されており、秘密基地のようになっていてそこにも本が蔵書されています。寝転がれるような大きな椅子も設置されており、壁には子供の喜びそうな絵も描かれています。さらに、まだ本や絵本を楽しむことの出来る年齢ではない子供達のために、玩具を無料で貸し出して遊ぶスペースも用意されています。お弁当を持参して子供達と一緒に食べることができるもぐもぐスペースという場所も用意されています。


独自の分類方法
3階は完全沈黙スペースとなっていて、探求学習や自習に最適な環境になっていて、移民資料室も設置されています。2階では本の分類番号別で並べるのではなく、利用者がよく借りるジャンルによって本を並べています。さらに、この図書館にはポスターが一切掲示されておらず、電光掲示板のみです。これも利用者に本に集中してもらうための工夫の一つだそうです。いくつか特徴を説明しましたが、この図書館ならではのいちばんの特徴があります。本来、別の図書館では書庫に収められている本を本棚の手の届かない上に保管してある点です。
書庫の本をおしゃれに所蔵
1階から2階に移動するエスカレータの横(上の写真)からも見える通り、様々な場所に本が所蔵されています。蔵書されている本を調べる機器が多数設置されており、どこに所蔵されているかなど階数まで詳しく検索することができます。(別館に所蔵されている場合もあります。)どのような本が所蔵されているのかを示す看板は正面以外から見た場合に透けて見えるような加工がされています。これもまた、TSUTAYAが特許をとっています。2階では新聞や地図なども所蔵されており、それらを読むこともできます。1階の書店では本や、雑貨、文房具などの様々なものが売られています。


行ってみた感想
![]() | H.M/何度か訪れたことがありますが、行くたびに新しく興味の唆られる本が見つかってとても楽しいです。本当に沢山本があるので、読まずとも本棚を眺めているだけでニコニコできます。 |
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![]() | M.K/どこからどこまでもずっとお洒落で、何時間いても退屈しない図書館でした。統一された雰囲気にどんどん引き込まれて、今までにない経験でした。 |
![]() | R.Y/この図書館は温かい空間で雰囲気が良かったです。館内を歩いているだけでもわかるぐらい、本の魅力をさらに引き立てるような工夫がたくさんされていて、またもう一度足を運びたくなりました。 |
基本情報
和歌山県和歌山市屏風丁17番地
南海本線和歌山市駅直結