古着の魅力とは皆さん何だと思いますか?そもそも古着の印象とはどのようなものでしょうか?
『トレンド感がない』 『着こなすのが難しい』 『清潔感がない』など、あまり良い印象を持っていない人も多いと思います。
そこで、私から皆さんに向けて古着の魅力と古着を上手く選ぶ方法、おすすめの古着屋、そして古着の問題点と解決策を紹介しようと思います!
今まで古着を着るのを諦めていた方や古着にあまり良い印象を持っていない方もこれを読めば考えや印象が変わるかもしれません。
私が思う古着の最大の魅力はなんといっても良い商品を安価で購入することができることです。
古着屋にはブランド物も多く、なかなかお目にかかれない商品が数多く準備されています。
1つは『アメリカ古着』 もう1つが『ヨーロッパ古着』です。
アメリカ古着の代表格では、リーバイスやラルフローレン、チャンピオンといった今でも人気のブランドを見つけることができます。カジュアルに着こなすならアメリカ古着をおすすめします。
反対にヨーロッパ古着ではシャネルやグッチなど、ハイブランドも古着で手に入れられます。ヨーロッパ古着はきれいめに着こなすファッションにおすすめです。
アパレルブランドでは、量産化しているのでどうしても同じような服ばかりが店頭に並びます。
しかし、古着屋にある服のほとんどは1点物になっているので人とかぶらず、自分だけのファッションを愉しむことができます。
昔は今のように大量生産できない時代だったため、上質なものだけが古着として残っているのです。また、同じようなアイテムでも微妙な違いがあり、古着ならではの味わいを感じます。
「古着を着る人はおしゃれ」という概念を持っている人も多いと思いますが、この1点ものを見つけるのが上手なのかもしれないですね。
古着屋にはさまざまなアパレルブランドが集結します。そのため、オシャレについての多くの歴史に生で触れることができます。
また、ファッションの流行は繰り返されるので、古着から流行をいち早くつかめることもできます。
ファッションに詳しくなって、おしゃれを極めたい!という人は古着でいろいろなアパレルに触れてみるといいでしょう。
古着の選び方には値段やブランドなど一人ひとりの判断基準があるはずですが、いざ着こなそうとしたら上手くいかないことがよくあります。
古着には独特の魅力があり、値段も安いものが多いことが魅力。
古着のよさを理解して上手な買い物をするための、オススメの判断基準について紹介していきましょう。
新品の洋服ですら、メーカーやデザインによって同じサイズでも着心地が若干違います。
特にレディースの洋服は、サイズがかなり見た目にも影響を与えますので、古着の選び方で意識したいのは自分に合うサイズを見つけること。
タグのサイズを信用せず、できるだけ試着してチェックしましょう。
お店によっては試着できない場合もありますので、その際は体に合わせて確認しておきましょう。
試着した場合は後ろ姿、横向き、動いた時のシルエットなどを細かく確認することが大切です。
古着の選び方は、タグのチェックがとても大切。ブランド名だけでなく他の項目もチェックしておきましょう。
古着として販売される洋服にはあらゆるものがあり、中には有名ブランドのロゴが洋服にプリントされていても、タグが全く違う場合もあります。
本物かどうかを見極めるためには、タグの確認は必要不可欠に。さらにジーンズのビンテージを探す時も同様に、見た目ではなくタグを確認することが大切です。
古着の選び方で忘れないようにしたいポイントは、穴や色あせ、ファスナー、ボタンなどのダメージ具合をチェックすること。
古着はどれほど長く、以前の持ち主が着ていたかわかりませんし、デザインやブランドに飛びついてしまい、家に帰ってから汚れや穴に気づく場合もあります。
新品の服と比較すると、ダメージが多いのは仕方ありませんが、仮にダメージがあったとしても自分の許容範囲かどうかを判断してみましょう。
色あせに関しては、逆にそれを魅力として着こなすことも方法です。古着は汚れて見えるものだと、一度着るとすぐに飽きる場合もあるので、たとえ安かったとしてもじっくり判断してくださいね。
現代の日本には全国に約3,000軒以上もの古着屋があると言われています。
全国古着屋企業のエリアランキングでは、1位東京都 2位大阪府 3位愛知県となっており、私の住む兵庫県はなんと5位でした!
数多くある古着屋ですが、今回は私の住む街神戸にあるおすすめの古着屋を3つ紹介しようと思います。
タナゴコロータスという不思議な店名は『タナゴコロ(掌)』と『ロータス(睡蓮)』、を合わせた造語です。
タナゴコロータスは阪神元町駅より徒歩3分の場所にあり、フランスの古い劇場を表現したというアンティークな空間が広がる店内は、オリジナルブランドが並ぶ無機質でモードな印象です。
東京にも進出している人気の古着屋で、オーナー兼デザイナーのセンスが光るお店として知られています。
神戸エリアではヨーロッパ古着の店は1・2軒しかなく、アメリカン古着が主体の市場ではかなり珍しく希少価値が高い古着屋となります。
JR・阪神「元町駅」東改札口より徒歩3分の場所にある『RAGTAG 神戸店』は、全国に数多く展開している、有名なデザイナーズブランドのユーズド・セレクトショップとなっています。
トレンドのカジュアルブランドから憧れのラグジュアリーブランド・新進気鋭のデザイナーズブランドまで、5000を超える幅広いブランドを取扱いしています。
買取専門のフロアも用意してあり、日常的に顔を出したくなる利用のしやすさが魅力です。
元町駅から徒歩5分の場所にある『JUNK SHOP』では、国内、ヨーロッパ、アメリカ、NEW、USEDと問わず幅広いジャンルを取り扱っています。
明るく開放感のある広い店内には、陳列も工夫されていてとってもお洒落。
オーナーさん含め店員さんはゆっくりとお話しされる方が多いので、マイペースでお買い物ができます。
オーナーさんへの根強いファンが後を絶たないらしいです(笑)
古着の問題と聞いてあなたが思い浮かべる問題とはなんでしょう?
最初に思い浮かぶのは衣類の廃棄問題ではないでしょうか?
今回はさまざまな環境問題の中から衣類の廃棄についてを中心に進めたいと思います。
これを読んで、少しでも衣類の廃棄について意識していただければ嬉しいです。
実際、衣類はどのくらい廃棄されているのでしょう?
環境省の調査によると日本で焼却・埋め立て処分される服の量は年間48万トン。 大型トラックに換算すると毎日130台分もの服を焼却・埋め立て処分していることになるんだそうです。
近年、服は大量生産、大量消費、大量廃棄の傾向が加速しており、1990年には約6,800円だった服の購入単価は2019年には約3,200円と約半分にまで低下。
日本人一人あたりの衣類の年間購入数は平均18着で、年間12着を手放し、25着は部屋に眠っている状態だと言われます。
大量消費、大量廃棄に陥らない、地球サイズに合わせたファッションの楽しみ方は果たしてあるのでしょうか?
私たちにできることは少ないのかもしれません。しかし、少しの協力が10年、20年後の日本の未来を変えていくと私は信じています。
例えば一般的な服を選ぶのもいいですが、たまにはサステナブルな製造方法で作られた素材の服を選ぶのもいいと思いませんか?
確かにオーガニックコットンなどを使った服は少しお高めですが、品質がよくそして、私たちが普段購入しているようなブランド、ティンバーランドやアメリカンアパレルやパタゴニア、またロサンゼルスを拠点にするアパレルのサプライヤーGroceriesなども、農家と一緒に100%オーガニックラインを始めようとしています。
あなたも今から少しずつ日本の未来を変えていきませんか?
また、服を長く着るためにできることは多くあります。
例えば服のお直しやリペアを施すことで、想い入れのある一着を長く着ることができます。古くなったと感じる服でも、少し手を加えるだけで新たな魅力を見出すことが可能です。
フリース素材や起毛されている素材などの製品はマイクロプラスチックファイバー流出を防ぐために専用の洗濯ネットに入れて洗濯するなど洗濯の方法を工夫することも服を長く着るためにできることの1つです。
まずはすぐに実践できることからやってみましょう!